大の里が平幕の藤ノ川に敗れ初日から連敗、横綱在位7場所目で12個目の金星配給

浴衣に着替え引き揚げる大の里(代表撮影)

<大相撲名古屋場所>◇2日目◇13日◇IGアリーナ

横綱大の里(26=二所ノ関)が、東前頭筆頭の藤ノ川(21=伊勢ノ海)に敗れ、初日から連敗となった。

思い切りのいいもろ手突きから、右をのぞかせて前に出た。それでも上体がやや浮き、土俵際で突き落としを食った。座布団が舞う中、西の花道を引き揚げた。

横綱在位7場所目で12個目の金星配給となった。横綱昇進後、平幕と40戦して12敗し、金星配給率はワースト6位(昭和以降)。強かった横綱が、負のデータに名を連ねた。

「最後、勝てなかったので、しっかり集中してやるだけです」。感情は胸に秘めて、落ち着いて振り返った。「ちょっとしたことで、決めきれなかった。ツメの甘さもある。また明日、しっかりやっていきます」。反省しつつ、3日目以降を見据えた。

取組前、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「勝ちはやっぱり大事だと思う。それが一番」とし「どこまでやれるかは自分次第。開き直るというより、自分で何をやるか」と奮起に期待していた。しかし、一番の薬であるはずの白星を逃してしまった。

2場所連続休場の原因だった左肩は良くなっているはず。どんなかたちであれ、勝てば状況が好転する可能性はある。2場所前は、初日から3連敗後、4日目から休場した。3日目は平幕の隆の勝と対戦する。