大の里「ちょっとずつ体は動いてきている」2度目の連敗免れる 八角理事長「元々強いんだから」

美ノ海(右)を押し出しで下す大の里(撮影・前田充)

<大相撲名古屋場所>◇5日目◇16日◇IGアリーナ

今場所初の両横綱安泰となった。2場所連続休場明けの大の里(26=二所ノ関)は美ノ海を押し出してようやく2勝目を挙げ、豊昇龍(27=立浪)は豪ノ山をとったりで下し、4勝1敗とした。綱とりの大関霧島は平戸海に押し出されて初黒星。三役以上の全勝はいなくなった。

カド番の大関琴桜は1場所での大関復帰を狙う関脇安青錦の寄りに屈して2敗となり、安青錦は4勝1敗。他の関脇勢は熱海富士が隆の勝に押し出され、琴勝峰は藤ノ川に引き落とされてともに2敗目を喫した。

勝ちっ放しは平幕の若ノ勝と獅司。

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大の里は全休明けで苦しみながらも本来の取り口を見せ、2度目の連敗を免れた。黒星先行ながら好内容で序盤戦を終え「ちょっとずつ体は動いてきている。このままいってくれればいい」と手応えをつかんだ様子だった。相撲巧者の美ノ海を突き、押しで攻め、引く場面は一度もなかった。右差しからの速攻で押し出し。復調をうかがわせ「一切、何も落ち込んではいない。まずは15日間をしっかりと取り切ることが大事。明日以降も戻ってくればいい」と意気込む。

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八角理事長(元横綱北勝海) 大の里は調子が戻ってきたというより、元々強いんだから。今までこういう経験はなかったから、勉強だと思ってやればいい。