伯乃富士が金星!一度は豊昇龍に軍配も「若干、横綱より自分の方が上かな…」物言いで差し違え

伯乃富士は切り返しで豊昇龍(左)を破る(撮影・加藤哉)

<大相撲名古屋場所>◇6日目◇17日◇IGアリーナ

西前頭3枚目の伯乃富士(22=伊勢ケ浜)が、横綱豊昇龍(27=立浪)を破り、5勝1敗とした。金星は1月の初場所以来で通算5個目。豊昇龍からは2個目となった。

二本差しから勝機をつかんだ伯乃富士に、豊昇龍が右小手投げで崩しにきた。体は大きく傾いた。それでも残し、切り返すように体を預けると、横綱が先に落ちた。

一度は豊昇龍に軍配が上がるも、物言いの末に行司軍配差し違え。「一緒に落ちたとき、若干、横綱より自分の方が上かなと」と感覚はあったが、「もう一番かなと思っていました」と取り直しも覚悟していた。「危なかったですね」。短い言葉に、際どい勝負をくぐり抜けた実感がにじんだ。

「ギリギリの体勢でしたけど、上手投げがくるのは分かっていた」。最後の土俵際で、横綱の狙いを読んでいたことも大きかった。

好調を支えているのは睡眠だという。「夜の12時前には寝て、朝稽古前に起きて、昼寝も合わせれば10時間は寝られています」。初場所、春場所は2、3時間しか寝付けなかったが、「最近やっと寝られるようになりました」。部屋の専門家に診てもらい、眠るリズムを整え、部屋では寝具もマットレスからベッドに替えたという。

睡眠のリズムを取り戻し、土俵でも体が動いている。序盤6日間で5勝1敗。横綱から白星をもぎ取った勢いのまま、7日目は横綱大の里戦に向かう。【山田遼太郎】

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