安青錦10勝で秋場所の大関復帰確実 11日目到達は現行制度下最速、1敗守り優勝懸け終盤へ

安青錦(左)は豪ノ山を寄り切りで破る(撮影・森本幸一)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇22日◇IGアリーナ

関脇安青錦(22=安治川)が、東前頭2枚目の豪ノ山(28=武隈)を破り、10勝1敗とした。関脇に陥落した直後の場所で10勝に到達し、秋場所での大関復帰を確実にした。1敗で優勝争いのトップも守った。

手放さざるを得なかった地位に戻る条件を満たした。現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降、関脇に陥落した直後の場所で10勝して大関復帰を確実にしたのは、2019年秋場所の貴景勝以来7年ぶり。7人目、8例目となる。11日目での10勝到達は、同制度以降で最速となった。

綱とりに挑んだ3月の春場所で左足小指を骨折。稽古を再開した後には左足首を痛め、夏場所は全休した。

今場所も8日目の隆の勝戦で再び左足を負傷。万全とはいえない中でも、9日目に横綱大の里、10日目に横綱豊昇龍を破ってきた。

秋場所で戻る地位を確実にしながら、目の前には賜杯(しはい)も残る。復帰だけで終わらせない。安青錦が、優勝を懸けた終盤へ向かう。

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