負け越し経験の元横綱大乃国「横綱としての責任を果たしてもらいたい」出場続けた大の里へ

芝田山親方(2020年撮影)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇25日◇IGアリーナ

横綱大の里(26=二所ノ関)が、大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)を下し、8勝目を挙げ勝ち越しを決めた。

春場所は左肩痛で途中休場し、夏場所は全休。休場明けの今場所も、序盤は苦しんだ。最初の4日間を1勝3敗で終えると、そこから4連勝で立て直した。それでも安青錦、熱海富士、霧島と、今場所の優勝争いに絡む相手には黒星。星勘定はなかなか伸びず、14日目でようやく勝ち越しに届いた。

NHK解説の元横綱大乃国の芝田山親方(63)が大の里について言及した。自身は横綱だった89年秋場所で、7勝8敗で負け越しを経験。苦しみながらも土俵に上がり続ける大の里について「勝ち負けは必ずあるわけですけど、最後まで横綱としての責任を果たしていってもらいたい」と願った。

負傷は理解しつつ、その中で「そこをどう克服していったらいいか考えてやらないと、来場所すぐ来ますから。状況が続いてきますよね」と今後に向けて指摘。「今日勝ち越しましたから、1つ山を越えたと言えば超えたんでしょうけど、横綱、大関が13、14日目にみんなそろって勝ち越すか勝ち越さないかという状況はなんとか回避してほしい」と辛口のエールを送っていた。

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