大相撲の夏巡業が9日、宮城・白石市文化体育活動センターホワイトキューブで行われ、横綱大の里(26=二所ノ関)が本格的に体を動かした。
幕下以下の稽古中には、土俵上で四股を踏みながら取組を見つめた。その後、西幕下22枚目の安響(20=安治川)、東幕下29枚目の欧山田(27=鳴戸)、西幕下46枚目の聖富士(22=伊勢ケ浜)、東三段目60枚目の結山(20=放駒)らを相手に、立ち合いを受け、そこから押し込ませる形で約15分間稽古した。最後は結山にぶつかり稽古で胸を出し、指導した。
さらに東十両3枚目の竜電(35=高田川)には自らぶつかり、背中に土をつける場面もあった。自身の調整については「しっかりやりたいと思います」と話した。
大の里は結山について「彼はいいものを持っていると思って見ていました。体の使い方を覚えたら強くなると思います」と評価。横綱の胸を借り、必死に食らいついた結山は「ありがたかったです。恩返しできるように頑張ります」と話した。
結山は東京都文京区出身で、24年夏場所初土俵。名古屋場所は自己最高位の東三段目60枚目で5勝2敗だった。