獅司 雷親方に誕生日プレゼントも「自分で言うのはちょっと恥ずかしい」師匠は喜びの笑顔

稽古で声を掛ける獅司

西前頭14枚目の獅司(29=雷)が21日、東京・墨田区の部屋で朝稽古を行った。

左肩関節腱(けん)板損傷、前歯の歯牙(しが)脱臼で夏巡業を休場中。この日はチューブで負荷をかけ、すり足、腹筋など基礎運動で汗を流した。部屋頭として若い衆に声をかけ、積極的に指導する姿もあった。

左肩の状態については「良くなってきています。今は足を重点的に。ちょっとずつ、ちょっとずつです」と説明。師匠の雷親方(元小結垣添)も「毎日リハビリしながらですね」と話した。相撲を取る稽古は「番付発表後に再開できれば」と見通しを示した。

夏場所後に左肩を手術。名古屋場所は、相撲を取る稽古を初日の4日前に再開したばかりの“ぶっつけ本番”だった。それでも初日から6連勝。優勝争いにも加わり、10勝5敗で場所を盛り上げた。

春場所、夏場所ともに6勝9敗だっただけに「3場所連続で負け越したくなかった。必死でした」。名古屋は「1回しか負け越したことがないので、好きです。いい場所になりました」と笑った。一方で最後の3日間は連敗。「1勝したかったです」と振り返った。

12日は師匠の48歳の誕生日だった。何か祝ったかを問われると、獅司は表情を崩して「それは師匠に聞いてください。自分で言うのは、ちょっと恥ずかしいです」。雷親方は「前からほしかったバッグをもらいましたよ。こういうのはうれしいです」と笑顔で明かした。

4月に入門した長男の垣添(18)からも弟子として初めて祝福され、「違和感あったんじゃないですかね」と目を細めていた。