【秋場所新番付】霧島が2場所連続の綱とり、名古屋V安青錦が大関に復帰/横綱大関編

霧島(2026年7月撮影)

日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

東大関の霧島(30=音羽山)が、7月の名古屋場所に続いて綱とりの場所に臨む。名古屋場所は12勝3敗。安青錦(22=安治川)、熱海富士(23=伊勢ケ浜)との優勝決定戦に敗れ、賜杯(しはい)には届かなかったが、優勝に準ずる成績を残した。

名古屋場所の千秋楽後、浅香山審判部長(元大関魁皇)は「12番勝ったのは大きい」と評価。綱とり継続については「内容、結果、トータルで見る。数字だけでなくしっかり見ていかないと」と話した。

霧島は2場所連続で優勝決定戦に進みながら、優勝はなし。「優勝が必要か」との問いには「そこは絶対あると思う」とし、ハイレベルな優勝を求める見方は変わらない。秋場所も賜杯争いとともに、横綱昇進への道筋も大きな焦点となる。

名古屋場所で3場所ぶり3度目の優勝を果たした安青錦は、大関に復帰した。夏場所以来2場所ぶりの大関で、再大関は26年夏場所の霧島以来、昭和以降では14回目となる。

左足首の負傷を抱えたまま賜杯をつかんだが、状態面は引き続き注目される。2場所連続優勝となれば、11月の九州場所で綱とり挑戦の流れが生まれる可能性もある。

両横綱は東に大の里(26=二所ノ関)、西に豊昇龍(27=立浪)が並んだ。大の里は名古屋場所で9勝6敗。3場所ぶりに15日間を戦い抜き、夏巡業でも順調に調整を進めた。

豊昇龍は名古屋場所を14日目から休場。右ひざ内側側副靱帯(じんたい)損傷と診断され、7月29日に修復手術を受けた。8月27日には師匠の立浪親方(元小結旭豊)が「まだ四股も踏めていない。中途半端な状態では出せない」と説明しており、秋場所出場は厳しい見通しとなっている。