元アマチュア横綱の花田秀虎さん(24)が大相撲入りしないことが31日、分かった。9月1日午後3時が秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査の申し込み締め切りだったが、受検しないことを決断した。
10月30日に25歳の誕生日を迎える花田さんにとって、今回の新弟子検査受検が年齢制限の関係で角界入りのラストチャンスだった。
花田さんの関係者が「昨日の朝(30日)の時点でも迷っていた」と話すとおり、ギリギリまで力士になる可能性は残っていた。現役力士とも交流があり、本場所の観戦にも訪れるなど、大相撲挑戦にも興味を示していたが、今後はさらに大きな視野に立って、世界での活躍を目指していく。
花田さんは日体大1年だった2020年にアマチュア横綱の座に就いた。23年にはNFL入りを目指してコロラド州立大に留学。しかし、NFL入りが難しくなり、今年1月には帰国していた。
今後は、プロレスのWWE、NFL再挑戦、海外でのビジネスなどが進路の候補。関係者は「まだ確定していませんが、(進路の候補は)全部残っている」と話している。
◆花田秀虎(はなだ・ひでとら)2001年(平13)10月30日、和歌山市生まれ。小学2年時、地元のわんぱく相撲で優勝。和歌山商高1年時に全国高校選抜大会個人戦V。2、3年時は世界ジュニア無差別級2連覇。大学1年のアマチュア横綱は84年の久嶋啓太(元幕内久島海)以来。185センチ、133キロ。