角界入りを選択しなかった元アマチュア横綱の花田秀虎さん(24)が31日、アスリート社員として所属するB's Internationalのインスタグラムで、世界を相手に勝負したい理由を語った。同社の西方雄作社長から「なぜアメリカ、海外に挑戦するのか」と聞かれた花田さんは「相撲である程度、高校と大学の1年生の時に活躍して、居心地のいい場所というか、コンフォートゾーンとよく言われるじゃないですか。自分が活躍できて、周りからもちやほやされて、というところで物足りなさを感じたというか…」と説明。相撲界ではなく、海外に刺激を求めていた。
花田さんはさらに「海外に出た時にもっとすごい人たちがいるっていうのを知った時に、スポーツの怪物たちがいる中で、全然違うところに飛び込んで、もっとすごいやつらと戦いたいというのが、一番の僕が海外に出た要因かなというのがありますね」と続けた。
花田さんは日体大1年だった2020年にアマチュア横綱の座に就き、22年のワールドゲームズ重量級決勝では1学年上だった中村泰輝(現在の横綱大の里)に勝った。23年にはNFL入りを目指してコロラド州立大に留学した経験がある。
今後は、プロレスのWWE、NFL再挑戦、海外でのビジネスなどが進路の候補。年齢制限のルール上、最後のチャンスだった秋場所の新弟子検査は受検せず、海外に刺激を求めて進出していくことになる。
◆花田秀虎(はなだ・ひでとら)2001年(平13)10月30日、和歌山市生まれ。小学2年時、地元のわんぱく相撲で優勝。和歌山商高1年時に全国高校選抜大会個人戦V。2、3年時は世界ジュニア無差別級2連覇。大学1年のアマチュア横綱は84年の久嶋啓太(元幕内久島海)以来。185センチ、133キロ。