大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付が31日に発表され、新入幕を果たして東前頭15枚目に就いた朝翠龍(26=高砂)が、都内の部屋で会見に臨んだ。
「1つの目標としていたので、めちゃくちゃうれしいです」と喜んだ。番付を見た時は「ちょっと文字が大きくなったので、見やすくなった。もうちょっと上を目指して頑張りたいなという気持ちになりました」と実感を口にした。
7月の名古屋場所は東十両筆頭で11勝4敗。兄の朝紅龍も東前頭13枚目に入り、新たな兄弟幕内が誕生した。兄弟幕内は25年名古屋場所の琴勝峰、琴栄峰以来で史上14組目。「兄弟で幕内で土俵入りするというのも、1つの目標だったので、それが実現できて、めちゃくちゃうれしいです」と声を弾ませた。
兄弟で幕内に立つ姿は、今年2月に58歳で亡くなった母・石崎直美さんも夢見た景色だった。「子どもの頃、母は結構スパルタだった。腕立て1000回やスクワット、腹筋もやらされました。そのおかげで今があるとも思っています」。
厳しさも、今では背中を押してくれた時間として受け止めている。思いを胸に、「相撲で親孝行したい」と誓った。