33年ぶり同時昇進あるか…霧島が横綱、熱海富士が大関昇進挑む 審判部長「簡単なことじゃない」

浅香山親方(元大関魁皇)(2023年1月撮影)

大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議が11日、両国国技館で行われ、審判部長の浅香山親方(元大関魁皇)が、霧島(30=音羽山)の横綱昇進と、熱海富士(24=伊勢ケ浜)の大関昇進が同時に実現する可能性について言及した。

2場所連続の綱とりに挑む大関霧島と、大関とりの関脇熱海富士がともに昇進を果たせば、1993年春場所の横綱曙、大関貴ノ花(後の貴乃花)以来。浅香山親方は「盛り上がっていいんじゃないかな」と話した。

霧島には「成績も相撲内容も求められる」とし、優勝はもちろん、「みんなを引っ張っていける相撲を取って、結果を残していければ、かなり話は出る」と期待。夏場所、名古屋場所と2場所続けて12勝3敗で優勝決定戦まで進んでいる。9日の時津風一門の連合稽古では、新関脇の藤ノ川らと21番取って19勝と順調な仕上がりを見せた。初日は琴勝峰、2日目は新小結伯乃富士と対戦する。

熱海富士についても「体を生かし前に出る相撲が出れば、結果も出る」と評価。夏場所9勝6敗、名古屋場所12勝3敗で、大関昇進の目安とされる三役で直近3場所33勝まであと12勝。「本人も優勝するくらいの気持ちで相撲を取っていると思う」と期待を寄せた。初日は豪ノ山、2日目は美ノ海との一番が組まれた。

一方で、同時昇進は「そう簡単なことじゃない」とも強調。霧島には結果と内容、熱海富士には体を生かした前に出る相撲を求め、33年ぶりの実現なるか、秋場所の大きな焦点となる。【山田遼太郎】