千代の富士とファミマがコラボしたハンドタオルとソックスが大売れ! 担当者に聞きました

ファミリーマートが千代の富士とコラボして発売したハンドタオル

昭和の大横綱、千代の富士とファミリーマートがコラボしたファッションアイテムが大人気になっています。千代の富士の横綱土俵入りを描いたハンドタオルと、綱が入ったラインソックスが8月28日に発売され、今や手に入らないほど。追加販売はあるのか、どうして千代の富士だったのか、ファミリーマートのライフスタイル本部CW・雑貨部CW・コスメグループの須貝健彦(すがい・たけひこ)さんに聞きました。【取材・構成=佐々木一郎】

-千代の富士とのコラボレーションアイテムが、ものすごく売れています。SNSでは「どこに行っても買えない」との書き込みも多数ありました。売れ行き、反響はいかがですか

須貝さん「コラボ商品は過去にも複数出していますが、今回の反響は想定を上回っています」

-ラインソックスやハンドタオルは、どのくらい売れたのでしょうか。今後、追加販売の予定はありますか

須貝さん「数万点です。現段階では追加は予定していません」

-まだ買えますか

須貝さん「ハンドタオルはほぼ完売で、ラインソックスも同くらいの状況となっています。」

-これほど売れた要因はどういう点にありますか

須貝さん「1つは8月26日に両国国技館で当社のイベントを開催した際に、親和性の高い今回のコラボ商品を展示し、多くのお客さまに広まったことが大きかったです。また、海外の方にもご購入いただき、日本の国技ということで、インバウンド需要に刺さったと感じております」

-なぜ千代の富士さんだったのでしょうか

須貝さん「もともとは千代の富士さんのご子息である秋元剛さんが(共同開発者でファッションデザイナーの)落合宏理さんとお知り合いであったことと、さまざまな力士の中で、千代の富士さんはレジェンドでかっこいいいですし、ブランドの世界観とマッチしました」

-企画のスタートはいつごろからでしたか

須貝さん「10カ月ほど前からです」

-商品が出来上がるまで最も苦労した点はどういうところですか

須貝さん「ハンドタオルは、全身を1本1本の糸で表現しています。プリントなら写真を載せればすぐ表現できますが、1本1本の糸で迫力を表現するために、何度もサンプルを作りなおしました。技術力がものすごく表現された1枚だと思います」

-ソックスはいかがですか

須貝さん「横3本で表現するラインソックスがコンビニエンスウェアでは代表的な商品です。ボーダーではなく、曲線でのラインを表現し、1本1本の糸でしめ縄を表現しました。少し間違えるとただの横棒になってしまうので、しめ縄を表現するところは、落合さんと何度も作り直しました」

-千代の富士さんのご家族とはどのようなやりとりがありましたか

須貝さん「商品化するにあたり、秋元家の皆さんに監修いただきました。最大限リスペクトして商品開発を進め、丁寧に説明させていただきました」

-ハンドタオルは土俵入りの一場面ですが、ほかにポーズの候補はありましたか

須貝さん「最初からこれに決めていました。タオルにどう表現するのか、落合さんと何度も調整しました」

-なぜソックスとハンドタオルになったのでしょうか

須貝さん「コンビニエンスウェアで代表的なアイテムであることです。お土産の需要としても非常に人気がある商品です」

-デザイナーの落合宏理さんがこだわった点はどのあたりでしょうか

須貝さん「タオルにこの全身を1本1本の糸で表現することと、ラインソックスは、通常ボーダーでやっているところをしめ縄にしたことが全てだと思います。千代の富士さんとコラボレーションするというアイデアも、落合さんならではです」

-ファミリーマートがコンビニエンスウェアに力を入れている理由はなんでしょうか

須貝さん「ブランドが立ち上がってから6年目になります。2021年から力を入れ、徐々に規模が広がり2025年度の売上高は、200億円を突破しました。今回のようなコラボ商品をお買い求めいただくためにファミリーマートにきて下さるお客さまもいて、コンビニエンスウェアが来店いただくきっかけの一つになってきていると思います」

-今後、大相撲とのコラボ予定はありますか

須貝さん「まだ具体的には決まっていません。相撲以外にも、日本の文化を表現していく可能性はあると思います」