大の里が引いて5勝目「ああいう相撲が目立つ」九重審判長が疑問「圧力で勝てない」

豪ノ山(下)をはたき込みで破る大の里(撮影・中島郁夫)

<大相撲秋場所>◇6日目◇18日◇東京・両国国技館

横綱大の里(26=二所ノ関)がトップを守った。幕内後半の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関千代大海)は、引いての5勝目を厳しく評価した。

立ち合いで思い切って突っ込んできた東前頭3枚目の豪ノ山(28=武隈)に対して引き、呼び込んだ。先場所も敗れた形と似ていたが、左脚1本で残してはたき込みで下し、5勝1敗とした。

九重審判長は、取組内容について「難しい。言葉を選ばないと」と前置きしつつ「完全に圧力負けを想定しながらの展開だった。豪ノ山がついて来られなかったが、半歩踏み込まれていたら勝敗が変わっていた」と評価した。

この取組で「圧力で勝てない、とみんなに見せてしまった」。今場所は引く内容が目立っており「ああいうイメージは大の里にはない。ああいう相撲が目立つ」と首をかしげていた。

全取組結果