<大相撲秋場所>◇7日目◇19日◇東京・両国国技館
綱とりを目指す大関霧島(30=音羽山)が、東前頭3枚目の豪ノ山(28=武隈)を下し、2敗を守った。立ち合い直後にいなされて揺らぎ、相手の出足に後退。ヒヤリとしたが、相手の右腕をたぐり、とったりで逆転した。6日目に2敗目を喫したが、連敗はしなかった。
八角理事長(元横綱北勝海)は「(立ち合いで)ずれていなされたような形になった。前に出なきゃいけないところでたぐっている。体は動いているが、あそこは腕をたぐるのではなく、前に出ようとすれば危なげなく勝てる」と指摘した。
今場所の霧島は、なかなか前に出る相撲を見せられない。
八角理事長は「勝ちたい気持ちが強いのだろうが、もう開き直らないとだめ。初日から開き直っていかないと。上(横綱)に上がると、もっとプレッシャーがあるんだから」と話した。横綱経験者として、綱とりの心構えを説いていた。