<大相撲秋場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館
東前頭6枚目の朝乃山(32=高砂)が、7勝目を挙げた。
西前頭13枚目の阿炎(32=錣山)との3敗同士の対決を制して、勝ち越しに王手をかけた。
相手のもろ手突きを受けながらも前に出て、土俵際で耐える相手を力強く押し出した。「しっかり踏み込めた。相手に圧力をかけて、後の流れもついて行けた」と振り返った。
正面に相手を置いて相撲を取れていることには「ひざが悪い。横に逃げられれば、ひざに負担がかかるので。正面で相撲を取りたい」と、24年に靱帯(じんたい)断裂などの大けがを負った左ひざをさすりながら答えた。
前日に隆の勝に敗れていたが「土俵に上がったら関係ない。自分の相撲を取ると考えていた」と明かした。
2場所連続の勝ち越しまで、あと1勝。「残り5日が勝負。勝って行かないといけない。その日できることを精いっぱいやりたい」と意気込んだ。