<大相撲秋場所>◇10日目◇22日◇東京・両国国技館
西前頭6枚目の一山本(32=放駒)が、東前頭10枚目の王鵬(26=大嶽)を下して、2勝目(8敗)を挙げた。立ち合いから一気には決めきれず、左を差して頭をつける形で我慢。安易に引かず、繰り返して相手を起こし、寄り切った。
「(左が)差さって前に行くしかない。1回目はかぶりすぎて寄り切れなかったので、頭をつけて我慢していきました」。
9日目に負け越しが決まっても、気持ちはまったく切れていない。
「負けても応援しているお客さんがいる。こんなに負けても応援してくれる人がいる。また来場所、幕内で勝負できるようにしたい」と、声援が励みになっていることを明かした。前頭6枚目ながら、まだ来場所の幕内残留が確定していないことも気に掛けている。
「ここから1番でも多く勝つだけなんで、頑張ります」。頑張る理由も目標も失っていない。