<大相撲秋場所>◇11日目◇23日◇東京・両国国技館
東十両5枚目の佐田の海(39=境川)と西十両3枚目の阿武剋(26=阿武松)の取組で、2度も「まわし待った」があった。
立ち合いから24秒後、右四つの体勢で佐田の海のまわしがほどけて、行司の木村行宏が1回目のまわし待った。26秒後に再開したが、その8秒後に2回目のまわし待った。今度は、行宏が下から結ばずに、上から簡易的に差し込んで19秒後に再開。佐田の海が左を巻き替えにいったところを、阿武剋が寄り切った。
佐田の海はいつもと同じようにまわしみを締めていたが、思わぬ中断を強いられた。しかし、「スタミナは使いますが、それは相手も一緒。(勝負には)関係ない」とし、「最初に出ていった時に攻めきれなかったことが敗因。先に攻めてはいるが、上手を取られてしまった」と振り返った。
2度のまわし待ったという珍しい取組を合わせた行宏は「(まわしが)短くて入りが浅かった。2回目は審判に確認して、稽古場での入れ方にしました」と説明していた。