<大相撲秋場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館
関取最軽量の東十両9枚目、炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、最重量の西十両2枚目、一意(24=木瀬)を引き落としで破り、6勝目を挙げた。今場所初の連勝で、星を五分に戻した。
167センチ、107キロの炎鵬に対し、一意は185センチ、202キロ。95キロ重い相手に突き起こされると、左へ動いていったん距離を取った。機を見て飛び込み、相手の体を起こすと、絶妙なタイミングで引き落とし。体格差をものともせず勝ち切り、館内は大歓声に包まれた。
大きな相手との一番を振り返り、「無です。恐怖心と戦いました」と苦笑い。「何も感じないように、見ないようにしていました」と話した。
ともに金沢学院付高出身で、一意は後輩にあたる。95キロ差の話題にも「それより勝てて良かったです。後輩なので負けたくない意地がありました」と、先輩としての思いを口にした。
勝ち越しには残る3日間で2勝が必要となる。「何も考えず、その時その時すべて集中してやれるようにしたいです」と、目の前の一番に集中していく。