日本相撲協会が来年6月にバンコク(タイ)での大相撲公演を計画していることが27日、分かった。秋場所後の定例理事会で承認され次第、発表される見通し。2025年のロンドン、2026年のパリに続いて、3年連続での海外公演になる。アジアでの海外遠征は、2013年のインドネシア・ジャカルタ巡業以来14年ぶり。2027年は日本とタイの修好140周年でもあるため、記念事業としても実施される。
ロンドン公演の成功を受け、日本相撲協会には世界中から公演のオファーが届いている。来年はアメリカのロサンゼルス、オーストラリアなども候補に挙がっていたが、最終的にはバンコクで話がまとまった。来年6月の第2週が有力視され、力士ら一同は2班に分かれて現地入りする予定。
今年の10月上旬には、一部の力士らがバンコク入りし、現地で記者会見などを行い、公演をPRする予定になっている。
母がタイ人で、タイで育った三段目の象竜(21=音羽山)は現地の大相撲事情について「(大相撲は)みんな知っているが、意味は分からない」と話す。バンコク公演は、大相撲普及の機会にもなりそうだ。