日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。
朝乃山(32=高砂)が5枚上げ、東前頭筆頭に入った。秋場所は東前頭6枚目で10勝5敗。再入幕から5場所目で初の2桁白星を挙げ、終盤まで優勝争いに加わった。24年名古屋場所で左ひざに大けがを負い、三段目まで番付を落とした大関経験者が、再び横綱、大関陣との対戦が見込まれる位置に戻ってきた。
宇良(34=木瀬)は幕内で最も多い7枚上げ、東前頭2枚目となった。秋場所は東前頭9枚目で10勝5敗。夏場所以来2場所ぶりの2桁勝利で、上位へ番付を戻した。
西前頭筆頭には藤凌駕(23=藤島)が入った。秋場所は西前頭4枚目で、千秋楽に高安を破って8勝7敗と勝ち越し。3枚上げ、自己最高位を更新した。
同じ藤島部屋の藤青雲(28)も5枚上げ、自己最高位の西前頭2枚目に就いた。秋場所は東前頭7枚目で9勝6敗。春場所に角界で15年ぶりとなる同部屋からの同時新入幕を果たした2人が、そろって三役をうかがう位置まで上がってきた。
秋場所は小結で、ともに5勝10敗だった伯乃富士(23=伊勢ケ浜)と大栄翔(32=追手風)は、それぞれ西前頭3枚目、西前頭4枚目に下がった。ともに1場所で平幕に戻り、巻き返しを目指す。
幕内にとどまった力士で最も番付を下げたのは隆の勝(31=湊川)。東前頭4枚目から7枚下げ、東前頭11枚目となった。秋場所は12日目の琴栄峰戦で負傷。「左足関節靱帯(じんたい)損傷で約1カ月間の加療を要する見込み」との診断書を提出して13日目から休場し、4勝9敗2休だった。