7月に左脚の手術を受け、2場所連続全休中の十両若隆景(31=荒汐)が3日、福岡・須恵町の荒汐部屋で朝稽古に参加した。九州場所(8日初日、福岡国際センター)を控える中、申し合い稽古で6戦全勝と回復ぶりを示した。
6番連続で相撲を取り、丹治、大青山、羽出山(玉ノ井)と関取衆を次々に撃破。兄の若元春(33)には立ち合いから一気に前に出て押し出すなど2戦2勝だった。
前日は、時津風一門の連合稽古で幕内大栄翔らに全勝。この日も順調な仕上がりを見せた一方で「勝ち負けじゃないので。しっかり自分の相撲を意識してできている」と冷静だった。ぶつかり稽古では胸を出し、左脚でぐっと踏ん張る場面もたびたびあったが「いつも通り。特に変わったこともなかった」と明かした。
7月に大腿(だいたい)コンパートメント症候群と診断され、緊急手術を受けた。8月から稽古を再開したものの、2場所連続で休場し、番付は関脇から十両に下がった。
九州場所初日が5日後に迫る中、出場可否は明言していない。「場所も近いし、なんとも言えないですけど。しっかりやることをやる。今はそれだけ」と説明した。
師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)も「また様子を見て決めます」とだけ口にした。