大相撲で3場所連続休場中の横綱豊昇龍(27=立浪)が、九州場所(8日初日、福岡国際センター)に出場することが決まった。
5日、福岡・糸島市の部屋で調整。7月に右ひざを手術し秋場所は全休したが、師匠の立浪親方(元小結旭豊)と相談して復帰を決断した。横綱昇進後11場所目で、初めての優勝を目指す。
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表情は明るかった。横綱豊昇龍が、復帰を決断した。本場所で使用する紫の締め込み姿で稽古を終えて「けがをして、手術して、悔しい思いがいっぱいあった。今は早く始まってほしい。ワクワクしている」。3日後へ、胸を高鳴らせた。
7月名古屋場所後に右ひざを手術。秋場所は初の全休を経験した。復帰に慎重な姿勢を示しつつ、福岡入り後は連日の出稽古。患部の状態を確かめた。前日に立浪親方と話し合い、ひざは問題なしと強調し「出たいと自分が言った」と明かした。師匠から「けがをせずに頑張れ。悪化させないように」と背中を押された。信頼関係ゆえか、重要な会話は2~3分程度で終了。「親方も僕が相撲を取っているところを見たいんじゃないかな」と笑った。
一方、休場中に状況は厳しいものになりつつある。横綱在位10場所で休場5場所、優勝ゼロ。9月に師匠は、進退に関わる可能性も示唆して「次に出て優勝でもしなければ厳しい」と明かしていた。今回も途中休場となれば、がけっぷちに追い込まれる。九州は4年連続で2桁白星を挙げており、豊昇龍は「いつも九州はあと一歩で負けている」と悔しさを見せつつ、今年は「元気な姿を見せる」と誓った。復活した横綱が、初優勝への戦いに挑む。【飯岡大暉】