朝乃山「イメージの逆」両まわし取られるも安青錦撃破「起こして止まらず前に出たのが良かった」

寄り倒しで安青錦を攻める朝乃山(左)(撮影・梅根麻紀)

<大相撲九州場所>◇初日◇8日◇福岡国際センター

大関経験者で東前頭筆頭の朝乃山(32=高砂)が、大関安青錦(安治川)を撃破した。初顔合わせの相手を力強い相撲で寄り倒し。2年ぶりの上位陣総当たりの場所で、白星発進を決めた。連覇を狙う横綱大の里は、物言いがつく一番で、苦手の義ノ富士に敗れた。

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ずり上がったまわしが、激しさを物語っていた。朝乃山は安青錦に両まわしを取られたが、右をおっつける。相手の首投げをこらえ、土俵外へ寄り倒した。元大関が、初顔合わせの大関を撃破。「起こして止まらず前に出たのが良かった」と納得の表情を浮かべた。

今場所は24年春場所以来の上位陣総当たり。稽古したこともない相手と初日に当たった。この日の朝には「足腰が安定しているから投げがある」と低い攻撃を警戒。実際は「イメージの逆」だったというが「相手も見えていた。体が動いてくれた」と好調ぶりを披露。安青錦から「相手の攻めが速かった」と称賛された。

先場所は10勝を挙げ、優勝争いに絡んだ。番付を上げて臨む今場所は「まだ初日。また違う大関、横綱と当たる。とにかく自分らしい相撲を取る」と淡々としていた。2日目は、16場所ぶりの横綱戦で、豊昇龍に挑む。「先のことは考えずに一番一番」と、変わらず冷静だった。【飯岡大暉】

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