「野球が好き」「野球がうまくなりたい」「ずっと野球を続けたい」という気持ちになってもらえることを、意識して活動することが、ライダースの指導方針。「やるからには試合に勝つことを目指しますが、未来ある子供たちに目先の勝利ばかりを優先した時、チームみんなの気持ちがバラバラになることは避けたいと考えています」と川崎勉監督（42）は話す。

主将の山口航太（4年）は攻守の要。チームの信頼も厚い。主将を冷静に支える副将は一杉醒汰（4年）。投手陣は、速球派の山口、制球力の塩田侑（4年）、力の川崎大夢（4年）の3本柱。攻撃陣は主砲の小野塚陸、諸星雄輝（ともに4年）の前に塁を埋められるかが鍵となる。成長株は、新加入の新家悠真、小島美空、佐川由美子（いずれも4年）、岡村佳祐（3年）の4人。都築奏十、浅香佑亮、佐久間楓夏、木村律希（いずれも3年）とのレギュラー争いが激化中。「さらなる高みを目指し、お互いに切磋琢磨（せっさたくま）しています」と川崎監督は話す。

 

◆八小ライダース（東大和市）1975年（昭50）創部。第八小学校と近隣の小学校の児童が集まり活動している。在籍数37人。

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