体幹の真ん中の神経を刺激して体力向上と脳の活性化を、心への刺激で豊かさを-。NPO葛飾末広レインボークラブ(高田通江会長)と一般社団法人・正しい足の文化を創る会footriseの柳田里絵さん(26)がコラボしたセミナーが11月11日、東京・葛飾区地区センターで行われ、15人が参加。つま先から頭のてっぺんまでを鍛えた。

柳田さんは体全体を鍛えるには「まず正しい立ち方と疲れにくい歩き方が大切」であると説いた上で、(1)第3指とかかとを一直線にして足は数字の11にして立つ(2)頭と首を真っすぐに保ち、両方の肩甲骨を内側に近づけ胸を張って歩くこと、を勧めた。

次に「NPO-」の指導でコオーディネーショントレーニングを体験。最初に目をつぶって緩急をつけて拍手をするトレーニング。右手を2拍子、左手を3拍子で動かす、次に逆を。2人1組でリズムにあわせて腰を「く」の字や「S」の字にくねらせながら、相手の顔を見て動かした。同様に2人1組、4人1組でボールをやり取りする運動を。スタッフは「ボールを見ないで受け渡しを繰り返すことで脳が次第に活性化していく」そうだ。参加した女性(41)は「相手がどこら辺りにボールを出すのか段々分かってきて、自然に手が出ていくようになった」。適度な運動と脳の刺激に満足そうだった。

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