【ポニーリーグ】江東ライオンズがサスペンデッドの準決勝と決勝制して春の関東大会2連覇 つくばJwが準優勝

優勝したポニー江東ライオンズ

<キリンビバレッジカップ ポニーリーグ関東連盟春季大会>

◇23日◇準決勝継続試合、決勝◇東京・江東ライオンズ根津スタジアム

ポニー江東ライオンズが準決勝で神田Rebaseポニーを7―6、決勝戦でつくばJwarriorsポニーを8―4で破り、2連覇を達成した。

準決勝は16日に行われた江東―神田のサスペンデット試合(継続試合)として行われた。5点を追う江東が6回裏に齋藤輝(3年)のソロ、小椋翔真(2年)の満塁弾で追いついたところで日没。現場の判断で1度は抽選で江東の決勝進出が決まった。しかし、翌日になり大会細則ではサスペンデッドが正しいルールだったことが判明。この日、6―6の6回裏1死走者なし7から再開した。

神田は7回に2死満塁、延長8回に無死一、二塁の好機をつかんだが、江東が好守でしのいだ。8回裏、江東は2死満塁とすると石井諒祐(3年)が三遊間を破りサヨナラ勝ちした。石井は16日の試合中にセンターの守備でフェンスに激突。左ひざを強打して救急搬送されていたが、1週間で回復して大仕事をやってのけた。

昨年秋の関東大会決勝で敗れた神田に劇的にリベンジして勢いに乗る江東だったが、決勝戦の先手をとったのはつくばだった。1番・川上慧(3年)が左前打で出塁すると、2本の二塁打や犠飛で2点を先制。4回まで先発左腕・古賀夏音樹(2年)の好投で4回まで2―1と主導権を握った。

しかし、好投は5回裏1死から石井がフェンス直撃の二塁打を放つと3四死球と3安打で6点を奪い逆転。7回につくばに2点を返されたが、逃げ切った。

最優秀選手に江東・関根悠楽(3年)、優秀選手につくばの古賀が選ばれた。