日本ワールドシリーズ3冠 U14ポニー 先制&7回一挙6点快勝

ポニー日本はチャンピオンフラッグとともにジャンプ

<ポニーリーグ>

ワールドシリーズ U―14ポニーの部

◇米ワシントン(ペンシルベニア州)◇現地時間8月11~16日

日本のポニーリーガーは今年の夏、ワールドシリーズ(WS)で3冠を達成した。U-12ブロンコの部で初優勝、日本で開催のガールズWSでU-15が初代女王に、そして、U-14ポニーの部で10年ぶりに優勝した。日本ベースボール協会創設50周年を来年に控え、最高に「熱い夏」になった。

【9部門の夏の祭典の花形】

ポニーリーグは1951年にペンシルベニア州ワシントンで13~14歳による6つのチームで発足。WSは52年に始まった。現在は8歳以下をはじめ9世代のWSを行うが、U―14ポニーの部こそ花形。53年にWSのために建設された「ルー・ヘイズ・ポニーフィールド」を中心に、街全体が大会仕様にデコレートされる夏祭りだ。古澤豊監督(ポニー佐賀ビクトリー監督)は昨年、コルトの部を指揮した。「盛り上がりが全然違いました」と、華やかな雰囲気に驚いた。

パームビューとの初戦、1―3とされた4回に悪天候で中断。翌日の再開後も点を取り合い7回表に峰松の二塁打で逆転。6―4で勝ち抜いた。古澤監督は「この逆転で手応えをつかみました。投手陣なら日本が1番だと思いました」。

2戦目のヤングスタウンに快勝し、3戦目は敗者復活したこのチームと再戦。今度は峰松の3ランで先制しながら、大量失点で3点リードを許す。逆転したのは6回裏。相手ミスにつけこみ打線も爆発。8点を奪う大逆転だった。

決勝の相手は地元ワシントン。チケットが売り切れる完全アウエー状態の1回表、福地の左前打で先制。すぐに同点とされたが、4回に川崎の二塁打で勝ち越し。7回表に6点を加え、7点差とした。7回裏は大歓声の中、球審の手がなかなか上がらない。好投の先発井上のバトンを受けた竹下の際どすぎる投球は、ことごとくボール。押し出しで1点を失う国際大会の厳しさを最後に経験しながら、三振で締めくくった。

日本のポニーの部の優勝は2013年(平25)に代表として出場した宜野湾ポニー以来2度目。J―BOYが歓喜の輪ではしゃぎだすと、ポニーフィールドの盛大なため息が、祝福の拍手となっていった。