<ポニーリーグ>
ワールドシリーズ U―16コルトの部
◇米マリオン(イリノイ州)◇現地時間7月28日~8月1日
ワールドシリーズ(WS)での活躍で、日本ポニー史上「最高に熱い夏」はU―12ブロンコ、U―14ポニー、ガールズによる3冠達成だけではなかった。最難関世代とされるU―16コルトの部で4強入りを達成した。
【「最高に熱い夏」を経験】
コルトの部の日本代表は中学3年生で編成されるが、欧米のチームは高校生も含めた16歳以下で編成。年齢的な差があり、日本はこれまで苦戦を強いられてきただけに、4強入りは大健闘だった。
しかも、コルト日本が現地入りしたのは開幕当日の28日午前3時ごろ。睡眠不足に時差ぼけの体で、迎えた初戦の対ティフアナ(メキシコ)は2投手に1安打に抑えられ完封負け。2敗すれば敗退のシステムで、最悪のスタートとなった。
一夜明けて元気を取り戻すと、地元のアロマパークに大勝。試合内容以上に、イリノイ州は15歳で運転免許を取得できるため、自分で運転してグラウンド入りする選手の姿に驚かされたという。日本では大型の選手で編成されたメンバーだったが、他国の選手と並べば普通に見える状況。それでも、米国大好きの松本を中心に、着こなしやペイント、パフォーマンスにこだわる面々。負けても勝っても、堂々とした姿は、アジア大会のままだった。
3戦目は再びティフアナと対し、3―3のまま延長10回表に藤田と井上の適時打で4点勝ち越し雪辱した。4戦目の対マリオンは6回に佐々木、蔵並、井上の適時打で逆転。先発藤田の5回無失点が光った。5戦目になると延長を含む激戦続きで投手が底をついた。ヤングスタウンに10点を奪われ敗退した。
日本ポニーベースボール協会関東連盟長でコルト日本を率いた井関紀雄監督は「体格差もあり、相手投手も140㌔台を投げてくる中、よくがんばってくれた。しっかり守れたのが大きかった」と話した。