<ヤングリーグ 日刊スポーツ杯第14回関東大会>
◇5月12日◇千葉・柏の葉公園野球場◇準決勝、決勝
埼玉SPヤングが2014年以来10年ぶり3回目の優勝を飾った。今回で4回目の進出となった決勝では、水戸青藍舎ヤングから1回に5点を先制。試合の主導権を握ると、その後も得点を重ね、10―3の5回コールド勝ちした。水戸青藍舎は2回目の準優勝。3位は南東北ヤングBCと横浜旭ヤングBC。また初参加の女子選抜チーム、東日本ヤングGirlsは、1回戦で敗れた。
【初回先制5得点】
1回表、埼玉SPの先制攻撃は見事だった。水戸青藍舎の先発左腕に対し、1死一塁から3番櫻井湊主将(3年)が、ヒットエンドランを決める三遊間流し打ち。一、三塁として櫻井がすかさず二盗。4番杉山陽祐(3年)が左中間2点適時二塁打で続いた。
櫻井主将は「杉山に1本が出てうれしかった」と2点目のホームを踏んだ。その後、二塁打、単打、二塁打と連続安打で計5点を奪った。前日、準決勝で対戦する南東北ヤングの好投手、佐藤琥春(3年)を想定し、入念に左腕を打ち込んだのが決勝でも奏功した。
2回以降も加点し、5回に犠飛で10点目を入れた。投げては先発神保虎之介(2年)から5人のリレー。反撃を3点に抑え、5回コールドで優勝を決めた。5番手で登板した左腕山下兼瑚(3年)が最優秀選手。「最後は行くぞ、と言われていたので準備はできていました。みんなで勝ち取った優勝です」と話した。
その山下が先発した準決勝は逆転勝ちだった。山口祐二監督の「ビッグイニングを作られなければ、リードされてもひっくり返せる」の言葉通り1-2の6回に3点を奪った。夏の全国大会へ向け山口監督は「今は勝ち方を覚えているところです」とチームの手応えを話した。
【最優秀選手賞】
山下兼瑚(埼玉SP・3年=大会4試合中3試合に登板)「選ばれてうれしいです。得意のストレートを武器にどんどんストライクを取るのが自分の投球」