【リトルシニア】春季関東大会開幕 群馬DPが中本牧に1点差惜敗

群馬DPの逸見は三振を奪いガッツポーズ

〈中学硬式野球 2025リトルシニア関東連盟春季大会〉◇6日◇埼玉・江南公園球場ほか◇1回戦16試合

「最後の夏」の前哨戦が幕を開けた。結成3年目で春秋通じて初めて関東大会に出場した群馬ダイヤモンドペガサス(DP)シニアが中本牧シニアに1ー2で惜敗した。今大会はベスト16以上に2回戦から、ベスト8以上に3回戦から日本選手権予選となる関東連盟夏季大会(5月11日開幕予定)のシード権が与えられる。

▶1回戦 

群馬DP100 000 0=1

中本牧 000 110 X=2

【群】逸見、笠原―菅野【中】並木、立花―手塚 [三] 門間(中) [二] 逸見(群)

【逸見力投 笠原先制打】

プロ野球独立リーグ「群馬ダイヤモンドペガサス」の中学生チームとして23年春に結成した群馬DPは、初めて北関東支部予選を勝ち抜き、「関東切符」を手にした。初陣は、昨年全国選抜大会とジャイアンツ杯を制した中本牧。川村修司監督が「この2年間どんなにつらくても貫き、口にしてきたことがあります。『全国制覇するんだ』と『感謝の気持ち』です」と掲げた目標に近づくためには、申し分のない相手だった。

1回表、3番・笠原滉大の右前打で先手をとった。先発・逸見廣和が3回で4安打を浴びたが無失点で試合を作った。2巡目になると、相手の主力の何人かがバットを短く持った。4回、救援した笠原が同点とされた。5回、鼻血がでるアクシデントにもめげずに力投したが、勝ち越された。そして、最後の3回は救援した中本牧のエース立花虎之介に6三振を奪われ、反撃できなかった。

【澤田主将「ベストゲームに近い」】

逸見は「ゼロに抑えられてよかったけど、負けたのは悔しい」。澤田愛永主将は「全国レベルのチームに僅差の試合ができたのは、ベストゲームに近いです。どのチームよりも、長くこのメンバーで試合をやってきました。今まで以上に一致団結したい」。そして3安打の入澤虎太郎が言った。「目標に近づいた手応えはあります」。

ダイヤモンドのごとく固い絆で結ばれた1期生20人は、この日新たな歴史を書き加えた。さらに、天馬のように目標へと駆け上がるのか…。楽しみなチームが現れた。【久我悟】