プロ野球ヤクルトの名内野手で日刊スポーツ野球評論家の宮本慎也さん(53)がこのほど「はじめての野球教室」を東京・三鷹の屋内施設TomboFactoryで行った。日刊スポーツ新聞東京本社が募集した小学1年から4年生まで10人の未経験者を含む約50人が参加した。
参加人数以上の保護者やきょうだいも来場した。当社スタッフが、ネット越しの見学を呼びかけると、宮本さんは施設の安全面を確認して「お父さんもお母さんも中に入って、近くで見てください」と招き入れた。帰宅後に親子で復習してもらおうという配慮で、動画撮影もすべてOKだった。
レッスンはボールの握り方から始まり、投げ方、捕り方のポイントを全員で学んだ。後半は経験の有無で2班に分かれ、初心者グループはキャッチボールと、ティー打撃用のスタンドを使ったゲームに挑戦。ルールを覚えると、ダイビングヘッドでホームベースに飛び込むなど、好プレー、珍プレーの連続に笑い声がたえなかった。
経験者のグループはキャッチボールとゴロ捕球を練習。遊撃手と三塁手でゴールデングラブ10回の名手の基本を伝授した。続くティー打撃では、自らボールをトスして直接アドバイスした。
守備の名手としてだけでなく、通算2173安打の宮本さんは、高校、大学、社会人で指導も行っている。特に東練馬リトルシニアではコーチとして、時にはスコアラーとしてベンチ入りしたこともあり、広く野球界の現場に立っている。野球解析施設にも足を運び、科学的に分析された最新技術も学んでおり、指導の際には、随所に取り入れている。
今回1時間50分の教室だったが、初心者は「楽しかった!」と笑顔になり、経験者は「わかりやすかった」「帰ってやってみます」と声をはずませた。宮本さんが教えたポイントは、学年や年齢を問わず野球選手が忘れたくない基本ばかり。近く当欄で紹介します。