【ヤングリーグ】山梨BANDITSが王座返り咲き グラチャン出場/東日本秋季大会

横澤主将(右)ら優勝した山梨BANDITSナインは金メダルを胸にかけた

〈第33回東日本秋季大会〉◇10月18日◇準決勝、決勝、3位決定戦◇千葉・柏の葉公園野球場、茨城・さくら運動公園野球場

3年生最後の大会は山梨BANDITS YOUNG(西関東支部)が決勝で水戸青藍舎ヤング(東関東支部)を6―4で破り優勝した。3位決定戦は埼玉SPヤング(東関東支部)がオセアン横浜ヤング(西関東支部)を3―0で破った。上位3チームは平塚市で行われるグランドチャンピオン大会(11月22、23日)に、開催地枠で選出のオセアン横浜とともに出場する。

▶決勝

山梨BANDITS 103 001 1=6

水戸青藍舎  010 300 0=4

【山】北村、佐々木、小澤、伊良原、吉田―深澤【水】飯塚、上田―大竹 [二] 関2、中山(山)、鈴木(水)

▶準決勝

水戸青藍舎  000 213 0=6

オセアン横浜 121 100 0=5

【水】小林、二重作―大竹【オ】鈴木、本田、露木―高橋 [本] 大竹(水) [二] 渡邉2(水)、黒木(オ)

埼玉SP  022 000 0=4

山梨BANDITS 010 400 X=5

【埼】小渕、戸張、神保―神保、小渕【山】佐々木、吉田、小澤、伊良原―深澤、大森 [三] 神保(埼)、横澤(山) [二] 松井、神保(埼)、伊良原(山)

【決勝打の齋藤がMVP】

同点の6回2死から四球の走者が二塁に進んだ。左打席の齋藤大琥(3年)が空に向かってゆっくり大きく素振りした。「大きいのじゃなく、センター中心に打ち返すイメージなんです」というルーティンを経てはじき返した一撃は一、二塁間を抜いて勝ち越し。最優秀選手賞に選ばれた。

山梨BANDITSが東日本王者としてもう1度、全国大会に挑む。昨年の東日本ジュニア王者だ。西関東を制して望んだヤングリーグ春季大会ではヤング湊クラブ(兵庫)に1点差で敗れた。夏の選手権予選は2年生中心のオセアン横浜に競り負けた。

横澤勇次主将(3年)は「全国だったり、全国がかかると、力が入りすぎたり、硬くなってしまうところがありました」と振り返る。悔しさをひきずって出場した8月の三重大会で優勝した。「そのへんからチームが変わりました」(齋藤)という一丸ムードは「もう1回全国へ。グラチャンに行くしかない !! 」と最後の目標を明確にさせた。

この日のダブルヘッダーは3年生だけで編成したベンチ23人が全員出場。大きなミスが生まれることなく、接戦を制した。戦力の厚みと結束力を増して、東日本王者に返り咲いた。【久我悟】

【厳しいレベル差も3年間プレー 女子球児も活躍】

山梨BANDITSの山本志穂、土橋カレン、石原梨愛(いずれも3年)が先発二塁手や代打、代走として決勝に出場した。それぞれ、女子高校野球を目標に、中学から硬式を握る環境を求めた。強豪チームでのプレーについて山本は「レベルに差があって、ついていくのは厳しかった」と正直に明かす。

それでも、チームの受け入れ環境の整備や、各チームの有志が集まる「東日本Girls」での活動を励みに取り組んできた。見守ってきた長田莉茉マネジャー(3年)は「打つのも捕るのも男子に負けないぐらいがんばっている姿は、かっこいいです」。決勝では東日本Girlsの同僚で水戸青藍舎の上田桃花(3年)も2番手で登板した。

▶1回戦

取手2―1本庄

オセアン横浜12―0西湘パワフルズ

横浜Apex7―2相模原

水戸青藍舎2―0千葉沼南

つくば8―0春日部

埼玉SP7―0秋田大仙

横浜旭10―0県央ブレックス

新潟10―0横浜侍

山梨BANDITS14―0相模原ジャイアンツ

▶2回戦

南東北11―0取手

オセアン横浜1―0湘南

栃木4―3横浜Apex

つくば11―0Roots

新潟14―4上越

山梨BANDITS16―0大網白里

埼玉SP6―2横浜旭

水戸青藍舎7―0厚木

▶準々決勝

オセアン横浜9―5南東北

水戸青藍舎8―5栃木

埼玉SP9―8つくば

山梨BANDITS7―0新潟