欧州初のU15国際野球大会でリトルシニア日本代表初代王者 写真集も!/YOSHITEI IYC

チャンピオンキャップをかぶりホストファミリーと思い出の一枚

〈2026YOSHITEI BASEBALL INTERNATIONAL YOUTH CLASSIC〉◇パリ(フランス)7月20~26日(日本時間同21~27日)◇15歳以下◇5カ国

ヨーロッパで行われる初の15歳以下の国際野球大会(通称フランス大会)で、リトルシニア日本代表が初優勝した。予選リーグを含めた6試合に全勝したが、大差が多いスコアほどの、力の差はなかったという。写真提供で協力してくれた山﨑純心選手(友部)に聞いた。

【6戦全勝も大差感じず】

昨年のプレ大会に続く第1回大会には、開催地のフランスをはじめ、チェコ、ドイツ、オランダの欧州勢と日本が参加した。野球先進国でもあり、リトルシニアに声がかかったのは、ドジャース大谷翔平が中学時代に所属(一関)した組織だから。山﨑によると「日本が勝つのは当たり前の雰囲気は気になりましたし、みんなも感じていました」。一方で各国の選手は、いずれも大柄で、パワーなど身体能力の高さをすぐに感じたという。「点差が開いたのは相手のミスが多かったからで、技術がついてきたら、すぐに差はなくなると思います」。予選リーグのチェコ戦は1点先制され、2点を奪い返して辛勝した。WBCでも活躍したチェコの野球レベルは、若い世代にも受け継がれていた。

日本の18人は現地で3、4人ずつに分かれて、ホームステイした。「ホストファミリーとはなんとか英語で会話しました」。プライド高きフランス人は、英語を使わないとの説もあるが、どの家庭もやさしく迎えてくれた。それでも、慣れない生活から解放されるグラウンドでは一致団結。チームワークはすぐに生まれ、優勝の瞬間にはミネラル水のペットボトルを手に、シャンパンファイトで盛り上がった。「ほっとしたし、すごくうれしかったです」。

初体験の連続で学んだことが多かった。「何時間も飛行機に乗ってすぐ野球とか、慣れない生活でもコンディションを整えるための対応力など、今後に役立てたいです」。代表メンバーと「甲子園で再会しよう」と約束した。「レベルの高いメンバーから刺激をもらいました。自分は打力に課題があるので、意識しながら練習を続けます」。かけがえのないフランス遠征だった。