【ヤングリーグ】山田久志会長「甲子園は夢ではありません」/第3回山田久志杯

山田会長は始球式に登板した

〈第3回山田久志杯全日本少年野球硬式野球秋田大会〉◇9月12、13日◇秋田県由利本荘市・水林球場、鳥海球場◇8チーム

元阪急の名球会投手でヤングリーグ会長の山田久志氏(78)が故郷秋田で東日本ブロックのヤングリーガーを激励した。3年目を迎えた「山田久志杯」の開会式で、ヤングリーグ出身の84人が今年の夏の甲子園の土を踏んだことに触れた。「みなさんのこれからの頑張り次第で、甲子園は夢ではありません。実現できるのです。そのために、常日ごろの練習を大切に、その頑張りをゲームに出せるかが、1つの分かれ目になります。うまくいかないときは仲間を信じて、うまくいったときは仲間を励まして、野球を続けてください」。特に今夏の秋田代表の横手は、秋田大仙ヤングから5人がメンバー入りしただけに、選手たちの心に響く言葉だった。

大会は南東北ヤングBCが優勝、埼玉SPヤングが準優勝した。

▶1回戦

上越 8-2 秋田大仙

埼玉SP 9-3 秋田

南東北 9-2 秋田B3S

新潟 6-4 横浜Apex

▶準決勝

埼玉SP 7-4 上越

南東北 5-0 新潟

▶決勝

南東北 14-0 埼玉SP 

秋田大仙・鈴木颯太主将(3年=上越戦で2点差に迫りながら6回に4失点で敗退)「1つの小さなミスが、大量失点につながってしまいました」

上越・相馬愛悟(3年=秋田大仙戦で緩急をつけて6回1死まで2失点)「球速がない分、タイミングを外して投げるのは楽しいです」

上越・島田苺香主将(3年=山田会長が「抜群のリーダーシップと守備力」と評価する女子遊撃手は、試合序盤はまとめ役に徹し)「どんな役割だってやります。いろんな選手がいるので(笑い)怒らない程度に声をかけます」

埼玉SP・池上巧真(3年=秋田戦で3安打2得点の9番打者は2番手で好救援も)「1週間前からサイドにしたけど、自信になりました」

【秋田在住のギバちゃんから差し入れ】

○…秋田在住の俳優柳葉敏郎さんから硬式球が贈呈された。長男一路さん(盛岡大付3年)が大会を運営に尽力する秋田大仙ヤング出身の縁もあり、第1回から今大会を応援。昨年までは開会式に出席したが、今年は仕事で都合がつかなかったため、硬式球が届けられた。のし紙には秋田大仙ヤングのユニホーム姿で、山田会長を彷彿させるアンダースローで投球する柳葉さんのイラストが描かれた。ダンス&ボーカルグループ一世風靡セピア時代のヒット曲「前略、道の上より」の掛け声「ソイヤ!」の文字も踊っており、当時を知る指導者、保護者世代も大喜びだった。