AKB48小栗有以(18)が26日、東京ドームシティホールでソロコンサートを行い、今月18日から同所で9日連続で行われた「AKB48グループTDCライブ祭り」の“大トリ”を飾った。

17年以来、3年ぶり2度目のソロコンサートでは、新たな表現に挑戦した。「NO WAY MAN」の振り付けを担当したRuu氏、「パプリカ」などの辻本知彦氏、乃木坂46「インフルエンサー」など振り付け担当のSeishiro氏と3人のコレオグラファーの指導を受けて、K-POP系、コンテンポラリーダンス、ジャズ系の3種をパフォーマンス。自ら振り付けを考えた「抱きしめちゃいけない」も披露した。

小栗は「最初はうまくできない自分にすごく悔しくて…というのがあったんですけど、いっぱいご指導いただいて本当に勉強になったし、これまで知らなかったというか、気づけなかったことにもいっぱい気づいて、この挑戦をしてよかったなと思いました」。さらに「あっという間に(活動開始から)6年がたつんですけど、総監督のみーおんさん(向井地美音)がメンバーそれぞれにアイドルとしての物語があると言っていて、私も自分が納得するまで『小栗有以のアイドル物語』って本が1冊できるくらい物語を作っていきたいと思いました。そしてこれから、『AKB48巻き返しの章』をファンのみなさんとメンバーみんなで作りあげていきたいです」と意気込みを新たにした。

またこの日は、久保怜音(16)山内瑞葵(18)も、同所でそれぞれソロコンサートを開催。久保は「いつかセンターに立ちたい。これからも皆さんと夢をつかんでいきたいですし、センターという夢もファンのみなさんと一緒ならいつかつかめると思っています」。3月発売のAKB48新シングルで初めてセンターを務めることが決まっている山内は「センターになったことが本当のゴールじゃなく、まだまだこれから自分を磨いて、センターにふさわしいメンバーになれるよう頑張ります。そして、自分のパフォーマンスで日本、世界中を笑顔にできるように、さらに今のAKB48の魅力をたくさんの方にお届けできるようになりたいです」と話した。