NGT48の1年9カ月ぶりのシングル「シャーベットピンク」(22日発売)のミュージックビデオ(MV)が10日、YouTube公式チャンネルで公開された。

今回の表題曲は、メンバー30人全員選抜。MVでは新潟県内8カ所で、それぞれ異なる30シチュエーションで撮影された。「久々に再会できたデート」をイメージし、それぞれがアドリブで会話しながら撮影に臨んだという。ダンスシーンは、新潟西海岸突堤で撮影。円形の突堤の先端で、メンバーがソーシャルディスタンスを保ちながら放射状に広がってパフォーマンスしている。

荻野由佳(21)は「ファンの方に特に愛されている楽曲『Maxとき315号』に続くような、私たちの第2のテーマソングといっても過言ではないくらい、大切な曲となると思います」。センターの藤崎未夢(19)は「新潟県のさまざまな場所で撮影をさせていただいたので、ぜひその場所を巡ったりしていただきたいです!」とアピールした。

また、収録曲の「絶望の後で」のMVも公開された。本間日陽(20)が新潟の標高1420メートルの二王子岳の登山に挑戦。「絶望の中で初めて、本当に大切なものに気づく。それでも人は、苦しみや悲しみを乗り越えて前を向く」というMVのテーマを表現するべく、9時間にも及ぶ登山を成し遂げた。本間は「新潟の風景も見どころのひとつ。これまでもたくさん新潟での撮影がありましたが、また新しく思い出深い場所が増えました」。

「絶望-」は、1月に東京ドームシティホールで行われた単独コンサートの選抜メンバー16人が歌う。ダンスシーンは県内の福島潟で撮影された。小熊倫実(17)は「メッセージ性が強い歌詞で大切に歌いたいし勇気を届けられる曲だと思っています」。中井りか(22)は「今のNGT48にしか歌えない曲。この曲からたくさんのことが皆さんに伝わることを願って歌いました」と話している。