NMB48渋谷凪咲(24)が30日、大阪市内で、ラグビートップリーグのNTTドコモレッドハリケーンズの公式アンバサダー就任式に出席した。

背中に「NAGISA 24」とデザインされた赤いユニホームで登場。「勝利の女神となれるように、今後ともNMB48渋谷ビーナスのことをよろしくお願いします」とあいさつ。

渋谷の兄は中学、高校、大学でラグビーをやっており、帝京大でプレーしていた。ポジションはフッカー。渋谷はラグビーは「怖い、危険」というイメージがあり、兄になぜラグビーを選んだかを尋ねたことがあったという。

兄は「ラグビーは紳士的なスポーツ。危険と隣り合わせだからこそ、ルールも細かく決まっているし、けがをしないように体も鍛えている。強くなる理由はボールと仲間を守るため」と返答。渋谷は「かっこいい」と感じた。

「一番ラグビーがかっこいいスポーツだと思う」と語り、「私のように最初は怖いと思ってる女性の方とかに、かっこいいんだよって知っていただきたい」と、アンバサダーとしての意気込みを語った。

就任は兄にも報告。「すごいやん。よかったな」と喜んでくれたという。ルールなどを教えてくれる兄に渋谷は「アンバサダーも兄がいなかったらできていないので、二人三脚でやってる感覚です」と感謝した。

アンバサダーとして「身内から固めていきたい」と、NMB48のメンバーにもラグビーを広めていく意向を明かした。キャプテン小嶋花梨(21)を挙げ「まじめでしっかりしてて、まっすぐぶつかることが好きな子だと思うので、入れ込みたい」と話した。

ラグビートップリーグは来年1月16日に開幕する。渋谷は「スケジュールをこじあけてもらって行きたい。直接会場で見たら、熱気とかが違う。スクラムのドンって音が聞こえたりするので本当に興奮します。やっぱり生で見たい」と観戦への意欲を見せた。