須藤凜々花「結婚」外野戦争、大物が次々と私見

和田アキ子(2016年1月21日撮影)

 NMB48須藤凜々花(20)が、17日にAKB48選抜総選挙の開票イベントのステージ上で行った結婚宣言は、AKB48グループの現役メンバーはもちろん、卒業した元メンバーにも衝撃が走った。批判的な言葉を口にする元メンバーもいた。多くの人気タレントが私見を述べるなど波紋は大きく広がっていた。

 芸能界は須藤の結婚宣言に賛否両論が渦巻いた。

 ◆肯定派

 和田アキ子(67)は開票イベント翌日の18日のTBS系「アッコにおまかせ!」で「お祝いごとですから、いいと思います」と肯定的だった。日本テレビ系「スッキリ!!」進行役のハリセンボン近藤春菜(34)も「根性ある。20歳の女の子に大人たちが翻弄(ほんろう)されて考えさせられてるってスターだなって思っちゃう。伝説を作った子」と述べた。

 共演歴のあるアンガールズ田中卓志(41)は21日のフジテレビ系「バイキング」で「もともとぶっ飛んだキャラ。『自分の心に正直に生きる』という言葉が大好き」と理解を示した。ウーマンラッシュアワー村本大輔(36)は17日のネット番組で「個人的には全然オッケー」「僕はこういう子を面白いと思える度量でありたい」、カンニング竹山(46)は19日の出演ラジオ番組で「『裏切られた』も何もファンと結婚するわけじゃないんだから」と理解を求めた。

 ◆否定派

 否定的な意見では、マツコ・デラックス(44)が19日のTOKYO MX「5時に夢中!」で「彼女1人で突発的にやったとは思えない。何百万つぎ込んだ人がいるわけじゃない」と話し、須藤とファンの関係をキャバクラ嬢と客の関係に例えて皮肉った。坂上忍(50)も20日、司会を担当するフジテレビ系「バイキング」で「ルール違反はルール違反」と言い、ヒロミ(52)は同番組で「恋愛もしないでアイドルだけしてるのを(ファンは)応援してるんだと思う。バレなきゃいいって付き合ってアイドルやるのはプロじゃない」。同番組では翌21日の放送で美川憲一(71)が「場所が場所なんだから、わきまえないと。男性のファンが順位を上げるためにどれだけCDを買って、どれだけお金がかかるか」と批判した。

 ◆明言せず

 賛否を明言しないタレントもいた。「スッキリ!!」の司会、極楽とんぼ加藤浩次(48)は20日に「こんな形でこういうことする子が現れるなんて度肝を抜かれました」と素直に驚いた。有吉弘行(43)は18日にラジオ番組で「すごいね。ご自由にしていただければ」と話した後、OGの大島優子(28)らが批判的な言動をしたことについて「運動部でもそうだけど、OB、OGが出てきて文句言うのが一番うざったいよね」と話した。