ＳＫＥ４８松井珠理奈（２０）小畑優奈（１５）須田亜香里（２５）が３日、都内で愛知県の観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン」のプレイベントに出席し、３年ぶりのＮＨＫ紅白歌合戦出場を今年の目標に掲げた。

　イベント後、囲み取材に応じた松井は「『ＳＫＥは勢いがある』と、いろんなところで言われることが増えているので、今年はチャンスなんじゃないかなと思う。愛知県を盛り上げる気持ちもあるので、ＳＫＥが愛知代表として出場できたらうれしい」と希望を語った。

　昨年の紅白では、ＡＫＢ４８として出場する４８人を投票で決める企画が行われた。須田は選抜には入れたものの、精神的にはこたえた様子。「毎年、選抜総選挙がある中で、紅白歌合戦まで投票で決めるのは、精神的に負担がかかる。単体でグループごとに出場をかけて競いたい」と本音を明かした。１５年に加入した７期生の小畑は「私は紅白にまだ出たことがないんです。私が入った年から出られなくなってしまったので、１つの目標です」と語った。

　イベントでは、松井が産業、小畑がグルメ、須田が歴史と、愛知の観光資源をそれぞれプレゼンする企画が行われた。松井はＰＲロゴのロボット、小畑は小倉トースト、須田は徳川家康の甲冑（かっちゅう）をイメージしたオリジナル衣装で登場した。

　須田は和のテイストが盛り込まれた衣装で、「肩のボタンが家紋になっていたり、細かいところでこだわっている衣装ですね」と喜んだ。しかし、実は小畑の衣装がうらやましかったという。「これがいいです」と小畑の衣装を指さし、「『若いからかわいいのを着られていいよね』って、ひがみを言ってます」と笑っていた。

　ＳＫＥ４８は５日に劇場デビューから９周年を迎え、名古屋・栄の劇場で特別公演を行う。