NGT48柏木由紀「県民の誇りに」昨年と今後語る

上海の観光名所・田子坊を散策し写真に納まる柏木由紀(撮影・大友陽平)

 2018年も、NGT48が勢いに乗っている。1月に行われた48グループの楽曲総選挙「リクエストアワー セットリストベスト100」では1位に「世界はどこまで青空なのか?」が入り“連覇”を達成すれば、対象曲全曲がランクイン。AKB48と兼任する柏木由紀(26)が、NGT48躍進の礎となった昨年と今後について語った。【大友陽平】

 -NGT48の2017年を振り返って

 「飛躍した1年でした。ファンの方にも支えてもらって、おぎゆか(荻野由佳)ら総選挙の躍進があったり、デビューして2枚もシングルを出せたり、想像以上に力がつきました」

 -大きかったのは

 「総選挙はもちろん、メジャーデビューは大きかったと思います。それまで地元中心でしたが、全国に向けての勢いがつきました」

 -具体的に成長した部分は

 「自信が付いたことだと思います。(17年の)リクアワの1位で始まって、デビューして、総選挙もあって、ファンの方がグループを一緒に作り上げてくれて、メンバーもメキメキと力をつけていくのが分かりました。1人1人が輝いていきましたよね」

 -たくさんのメンバーが成長した中で、柏木さんから見て、実は力をためていたと感じるメンバーは

 「かとみな(加藤美南)とおかっぱ(高倉萌香)かな。2人のオーラとか心意気は個人的に好きです。いろいろな状況に負けずに、もう1歩伸びるんじゃないかと思ってます。あとは山田(野絵)。彼女は強心臓! バラエティー番組でもひるむことなく発言したり、滑ってもおもしろいみたいになってるのは実は強い。アイドルを始めて2~3年でそのキャラはやりたがらない子が多いけど、そういう意味でもNGT48にとっては貴重で、ダンスもめちゃくちゃうまいんです。期待してます!」

 -1月のリクアワではNGT48旋風が吹いた

 「驚きました。NGT48ファンの方以外には知られてない曲もあったと思うので、それを知ってもらえるチャンスを作ってくれたファンの皆さんに感謝です」

 -2年連続で単独コンサートもあった

 「NGT48の未来につながるようなコンサートになったような気がします。個人的にはソロ曲の『夜風の仕業』を、あんじゅ(佐藤杏樹)とれいにゃー(清司麗菜)と歌えたのがとてもうれしかったです!」

 -北原里英さんの卒業が迫り、コンサートも新潟で行われる

 「まず、やっと新潟でコンサートができる喜びと、NGT48を支えて引っ張ってくれた里英ちゃんの卒業コンサートを絶対成功させるぞ! というやる気に満ちあふれています。里英ちゃんが卒業して、もしキャプテンになった子がいたら、もちろんサポートしますし、実はセカンドシングルあたりからは、思ったことも言うようにしています。もう1歩パフォーマンス力を上げたら、もっと最強なグループになれると思うので、惜しまず教えていきたいです」

 -新潟のファンに一言

 「本当に熱いですし、ファンじゃない方も温かく応援してくださったり、地元で声もかけてくださって、協力態勢はすごくありがたいです。県民の方の誇りになれるように、今年も頑張りたいと思ってますので、変わらず応援してくれるとうれしいです」