SKE最年少の倉島杏実ら、正規チームに昇格に涙

正規メンバー昇格が発表された倉島杏実(前列右端)は、涙で決意を語る。ほか昇格した研究生の、前列左から岡田美紅、坂本真凛、仲村和泉、大芝りんか(撮影・森本隆)

 アンコールでは、8期研究生から7人が正規チームに昇格することが発表された。SKE48劇場の湯浅洋支配人がスーツ姿で登場し、1人ずつ名前を読み上げた。

 チームSには岡田美紅(20)坂本真凛(16)仲村和泉(18)、チームK2には大芝りんか(16)、チームEには倉島杏実(12)白雪希明(19)野々垣美希(18)が上がる。

 発表されたメンバーは、その場にうずくまったり、涙を流し、昇格を喜んだ。5歳のときからSKE48の大ファンで、グループ最年少の倉島は、「私は本当にSKEが大好き。先に同期が昇格したのがつらくて、どれだけいいパフォーマンス見せられるかとか、いっぱい頑張ってきました」とボロ泣き。「やっと昇格できて、本当にうれしいです。昇格したからには、全力でSKEらしさ全開で頑張っていきます!」と涙声で誓った。

 坂本は「チームSさんのアンダー(代役)によく出ていて、先輩たちは毎回ダンスをめっちゃ丁寧に教えてくれます。だから、迷惑をかけてるんじゃないかと思いました。チームSさんは若いメンバーが多いので、8期生とか、下の期から盛り上げていきたい」と抱負を語り、満面の笑みとピースサインで、キャッチフレーズの「やったね!」を披露し、歓声を浴びていた。

 グループのキャプテン斉藤真木子(23)は「昇格しても、やっとスタートラインに立ったという気持ちだと思う。昇格がすべてではないし、こうして仲間としてみんなでステージに立てています」と、昇格を逃したメンバーをフォロー。その上で、「まだまだ皆さんの応援と、私たちの熱い思いで、SKEを大きく、1人ずつが輝けるようになりたい」と宣言した。