矢作萌夏「生みの親?」柏木由紀とデュエット披露

「第8回AKB48紅白対抗歌合戦」で「夜風の仕業」をしっとりと歌い上げる柏木由紀(右)と矢作萌夏(撮影・垰建太)

<AKB48紅白対抗歌合戦>◇16日◇東京ドームシティホール

AKB48のスーパールーキー矢作萌夏(16)が、メンバーとしては初めて迎える大舞台で美声を披露した。柏木由紀(27)と、柏木の代表的ソロ曲「夜風の仕業」をデュエットで歌唱。伸びのある柏木の声に負けない安定の歌声で魅了した。

2人のコラボは、後輩が希望する先輩を指名して歌うコーナーで実現した。矢作が指名したのは、キャリア10年の大先輩。司会の堺正章(72)から「(柏木さんを指名して)いい度胸ですね」と突っ込まれると、矢作は「今年の春から出させていただいた『アイドル修業中』公演は、ゆきりん(柏木)さんがプロデュースしてくださった公演で、ソロ曲を歌わせていただいたんです」と答えた。さらに「私にとっては、育ての親です…生みの親?」とぼけをかまし、柏木から「違う!」と突っ込まれていた。

昨年は、ドラフト候補生としてAKB紅白のステージに立っていた矢作。デビューからわずか7カ月ながら、愛くるしいルックスと抜群のファン対応で、早くもグループトップクラスの握手会人気を誇る。人気だけでなく、この日は実力も兼ね備えていることをステージ上で証明した。