松村香織が半生描いた寸劇披露 キャバ嬢時代も再現

メイド服姿の松村香織(前列左)の後方で、オタ芸で盛り上がるトレンディエンジェルたかし

<SKE48松村香織 卒業コンサート~これで終わると思うなよ?~>◇5日◇大宮ソニックシティ(大ホール)

ステージ中盤には松村香織(29)の半生を描いた寸劇も披露した。

AKB48のオーディションに落ちた19歳時、社会勉強も兼ねてキャバクラ嬢だった過去を再現した。高畑結希(23)須田亜香里(27)佐藤佳穂(21)がキャバクラ嬢に扮(ふん)した。内山命(23)演じる頭にネクタイを巻いた昭和風サラリーマン内山課長に“みずさわかりん”の源氏名で松村がドンペリピンクをおねだりするという内容だった。

キャバクラを辞めた後、秋葉原のメイド喫茶に勤務していた過去も再現した。SKE48の2期生オーディションで不合格となった実際のVTRも公開した。トレンディエンジェルたかし(33)がヲタ役として登場。「なんばグランド花月を抜け出してきました」というたかしに“りこ”の源氏名で接客。テンションの上がったたかしは、全力のヲタ芸を披露した。

リベンジで挑んだSKE48の3期生オーディション合格時のVTRも公開するなど、アイドルになるまでをノンフィクションで描いた。

最後はたかしと「2人はデキテル」をデュエットを披露した。フィクション部として松村が求婚しキスを迫るシーンもあったが、たかしは「すごい力で拒否された」と明かした。最後は松村が「はげだるま!」とののしり、ビンタをして終わった。