AKB矢作萌夏“ラストステージ”で1500人魅了

「第2回AKB48歌唱力No.1決定戦ファイナリストライブ」でAKBとして最後のステージで歌う矢作萌夏

AKB48矢作萌夏(17)が4日、千葉・舞浜アンフィシアターで「第2回AKB48歌唱力No.1決定戦ファイナリストライブ」に出演し、ラストステージを飾った。

昨年10月末に行われた同決勝大会で優勝した矢作ら、ファイナリスト8人によるライブ。矢作はグループ卒業を発表しており、昨年12月にAKB48劇場での卒業公演を終えており、この日が“ラストステージ”。決勝大会で歌唱したシェネルの「Believe」や、中島美嘉の「雪の華」を披露し、1500人を魅了した。岡田奈々(22)が「これで、さようならにもなってしまうので」と選曲したZONEの「Seacret base~君がくれたもの~」をデュエットした。

岡田とはアンコールでも花*花の「さよなら大好きな人」を涙ながらに一緒に歌った。岡田は「今日で最後だと思ったら…。緊張しいの私をいつもリラックスさせてくれたり、そんな後輩はいなかったので、思い出しました」。

矢作は「奈々さんが目から水滴を…涙を流してくれるなんて…。いつも私の前で背中を見せてくれた」と感謝しつつ「今日が最後のステージです。この企画(第1回)で準優勝して、悔しかったけど今の自分があります。このライブも、決定戦も、今後も受け継いでいってもらえたらうれしいです。陰から見守っています」。

生放送終了後には、急きょ「GIVE ME FIVE!」を再度披露するなど、ラストステージを楽しんだ。「今日で卒業なんですけど、これからも頑張っていきます。本当に皆さんが支えてくださって、愛を伝えてくださったからこそここまでやってこられました。本当に本当にありがとうございました。これから1人で歩いていくことになります。それがどんな道かは分からないんですけど、またいつか会えると思います」と話し、会場の「萌夏コール」に笑顔で応えていた。

今月1日に予定されていた最後の握手会は、新型コロナウイルスの影響で延期され、開催は未定。終演後の取材では、今後の芸能活動継続の可能性について「まだ何も決まっていないのですが、機会があれば」と明言せずも「ファンの方がまだ好きでいてくれていた時には…」と含みも持たせていた。

また来月卒業コンサートを控えるSKE48高柳明音(28)は卒業ソロ曲の「青春の宝石」をアンコールで披露。高柳は「ここまで続けてこなかったらこのライブができなかったと思うと、すてきな機会でした。歌が好きだけどなかなか披露もできなかった私にこう思わせてくれたのもこの機会でした。卒業しても何かしらの形で、歌を通して何かを伝えていきたいと思います」と話した。