NGT48三村妃乃「何でもやります!」歌も番組ロケも全力

「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナルで歌唱するNGT48三村妃乃(撮影・大友陽平)

NGT48三村妃乃(19)が、今月12日に千葉・舞浜アンフィシアターで行われた「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で3大会連続でファイナリスト(8強)となり、6位に入りました。また31日からスタートするTeNYテレビ新潟の新レギュラー番組「ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ?」の初回放送などにも出演。充実の現在に迫りました。

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3度目の挑戦となった「歌唱力No.1決定戦」。今回は予選から「審査員推薦枠」で滑り込んで決勝大会に進出した。

三村 これまでは大会に専念していた部分があったのですが、今回はグループとしてもさまざまな活動をさせていただく中で予選に臨んだので、マルチタスクさせるのに四苦八苦していました…。それがまたいい教訓になって決勝大会には最高の状態で迎えるように臨みました。

決勝大会の予選ではミュージカル「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」を歌唱。得意のミュージカル曲で勝負した。

三村 初めて決勝大会に進出した時も候補には挙がっていたんですけど、2年前はまだこの曲を歌うのは、年齢とかいろいろな面で早いかなと見送っていました。そろそろ挑戦してもいいのかなと、今回歌わせていただきました。

のびやかな歌声は観客や審査員の心をガッチリとつかんで、見事に3大会連続でファイナルに進出した。ファイナルでは小坂明子の「あなた」を歌った。

三村 ボイストレーニングの先生にもおすすめされて歌いました。これまではミュージカル曲が多くて、曲の迫力で押し切ったり、曲を頼りにしていた部分があったので、違った自分を見せようと挑戦しました。審査員の方からも「三村さんが見えている景色は、ちゃんとこちらにも届いています」と評価していただけて、自分の世界観に引き込めることが特長だと思っているので、それがこの曲でもできて良かったです。後から映像を見返してみたら、ほとんどまばたきをしてなかったんです(笑い)。気合というか、“情熱の電源”はしっかりオンになっていたようです(笑い)。

3大会連続ファイナリストをさらに自信にして、今後も腕を磨いていく。

三村 周りのレベルも上がっている中で引き出しをもっと持っていないといけないと思ってます。いろいろなジャンルの曲に、これからも挑戦していきたいです!

31日からスタートする新たな新番組の初回放送では改めて新潟で頑張っていく決意を伝えるべく、埼玉の実家でロケを行った。

三村 改めて、両親に決意を報告しました。普段、両親からは活動のことに対して、ほめられることはあまりないんです…。でも今回、すごく頑張ってるとほめてもらって…。ステージに立ってる自分を見てそう思ってくれてたみたいで、そういう姿を見せられるのは親孝行なんだとも思いました。家族のみんなはウキウキで出迎えてくれて、部屋がきれいになってましたね(笑い)。

また第2、3回はアイドルとは「愛着だ」をテーマに、日下部愛菜、大塚七海とともに地元で長年愛着を持って愛されている「近藤看板店」に弟子入りする。

三村 事前の台本には「いろいろ撮影」としか書いてなかったんです(笑い)。何をやるんだろう? と思いましたが、私にとっては特技(イラスト描き)をいかせることだったので、良かったです。愛菜さんと七海の絵ですか? それはお楽しみです(笑い)。

グループに新たな新番組スタートでさらに勢いに乗っていきたい。

三村 私にとっては、ロッチさんとロケに行かせていただくのも初めてで、憧れだったのでうれしかったです。今後、NGTの全メンバーで力を合わせて、何でもやります! という意気込みなので、愛されるグループになれるよう頑張っていきます!【大友陽平】

◆ロッチ×NGT48のアイドルってなんだ? TeNYテレビ新潟で31日から2クール限定放送のNGT48の新レギュラー番組。メンバーが「アイドルってなんだ?」をテーマに各地を駆けめぐり、新潟のグループとして成長を目指すドキュメントバラエティー。MCはお笑いコンビのロッチ。毎週月曜深夜0時59分~(初回は深夜1時9分~)放送。第2、3回では三村ら出演のほか、アイドルとは「結束力だ」をテーマに寺田陽菜、古舘葵、諸橋姫向が全国屈指の高校ダンス部の練習に参加する。番組公式インスタグラムは「@lotti.ngt.idol」