<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
AKB48卒業を控える本田仁美(22)をインタビューした。IZ*ONE時代の経験やメンバーへの感謝、約10年を過ごしたAKB48への熱い思いを語った。
本田は14年に12歳でグループに加入。18年のオーディション番組「PRODUCE48」で頭角を現した。2年半の期間限定で結成された、日韓合同ガールズグループ「IZ*ONE」メンバーに選出され、韓国を拠点に活動。48グループとしての活動を一時休止することを発表した当時、「AKB48のセンターにふさわしいくらいのスキルを身につけて帰ってきたい」と語っていた。
IZ*ONE活動終了後は、AKB48のシングル曲センターを2回務め、グループの顔として活躍。努力を重ね、有言実行を果たした。「2度も夢のポジションに立たせていただけた。本当にかけがえのない、なかなかできない経験だとしみじみ思います」とほほ笑んだ。
メンバーの動きやダンスを細かく見て、熱血指導することから“本田警察“と評されることもあった。「韓国での活動では、みんなで振りを合わせるときに『こうした方がもっと良くなるんじゃないか』ってお互い言い合うんですよね。グループのためにもお互いのためにも、正直になるって何事においても大切だなって思ったんです」と振り返る。
「それからAKBに戻って、割と自分から意見するようになったかな。それに対してみんなも協力してくれたり、意見を言い合えるような関係になってきたと思う。それはすごく良かったかなと思います」とほほ笑んだ。本田がIZ*ONE時代に磨いた実力とストイックな姿勢は、グループをさらなる高みへ押し上げた。
約10年間のアイドル人生をともにしたメンバーへの思いを聞かれると、「本当に感謝しかないんです」とにっこり。「幼い頃から迷惑をかけてきて…スタッフさんにもそうなんですけど。そんな私をいつも甘やかしてくれて、時には叱ってくれて。韓国に行っている間も居場所をずっと作ってくれていて、戻ってからも温かく出迎えてくれた」と話した。「今こうして切磋琢磨(せっさたくま)できる関係でいてくれて本当にありがとう、と伝えたいです」。
グループへの熱い思いも語った。「約10年間活動させていただいて、私にとってもすごく大切ですし、こうやって今もAKBが存続しているのは先輩方が築き上げてくださったもののおかげ」と感謝。「国民的アイドルとして欠かせない存在として、ずっと活動してほしいと思います。これからも私にいろんな面で刺激を与えてくれて、私も(刺激を)与えられるような、そんな関係でいたいと思います」。
26日に卒業コンサートを終え、28日の卒業公演(東京・秋葉原のAKB48劇場)でアイドル人生に幕を下ろす。「10年間の集大成をお見せしたい。パフォーマンスを通して、いつも支えてくださるみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです!」。最後までストイックに、渾身(こんしん)のステージであふれる思いを表現する。【玉利朱音】