NGT48本間日陽「ずっとずっと大好きな場所」劇場卒業公演 HKT豊永阿紀も祝福

劇場での卒業公演で涙するNGT48本間日陽(C)Flora

NGT48本間日陽(24)が23日、新潟市内のNGT48劇場で卒業公演を行った。

16年1月の劇場こけら落としの際に披露した「PARTYが始まるよ」公演のオープニング3曲でスタート。初のオリジナル曲「Maxとき315号」や、AKB48での選抜曲「失恋、ありがとう」など、アイドル人生の軌跡をたどる構成で、ファンを魅了した。

公演内では、ファンクラブの開設の発表や、部長を務めてきた「NGT48スイーツ部」の次期部長に、3期生の水津菜月(19)を指名。「すいーづ(スイーツ)なつきだからです」と笑いも誘いつつ「NGT48は3期生と4期生にグループを引っ張っていってほしいと思い、すいすい(水津)に託してみようと思った」と話した。

アンコールでは、卒業ドレス姿も披露。じゃんけん大会でユニットを組むなど、親交が深いHKT48豊永阿紀(24)もサプライズで駆けつけ、大きな花束を受け取った。豊永からは「私たちは夢を見ることや、それをかなえていくことが好きだから。これから日陽が1人で羽ばたくことに不安はまったくありません。ないけど、それでも頑張り過ぎてしまったり、自分が少し自分から離れていきそうな時には、私を頼ってください。きっとそのために私たちはここで出会ったんだと思います」とメッセージも送られた。

本間は「ついに私にもこのステージに立つ最後の日がやってきてしまいました。柿落としの『PARTYが始まるよ』公演では、まさかこのステージに立つ最後の日が来るなんて1ミリも考えていませんでした。本当にこのステージでは、うれしかったこと、つらかったこと、悔しかったこと、たくさんの思い出があります。でも、そんな思い出がたくさんある場所だからこそ、そのすべての気持ちをこうやってファンのみなさんと共有してきたんだなと思っています」と劇場やファンへの思いを語った。

「これからも、ここ新潟でずっとずっと、ここNGT48劇場が続いていってほしいなっていうのが私の願いです。私はNGT48に加入して、生まれ育った新潟で、こんなにすてきなステージでたくさんの時間を過ごすことができて本当に幸せでした。私はNGT48を卒業しますが、これからもここで起こるさまざまなストーリーを遠くからだけどずっと見守っていきたいなと思います。ずっとずっと大好きな場所だということは変わらないと確信しています。そして、ここで見つけてくださったみなさん、本当に本当にありがとうございます」と感謝した。

本間は、4月13日に新潟県民会館大ホールで卒業コンサートを行い、グループを卒業する。