AI秋元康氏がまさかの“大金星”? をあげた。秋元康氏(67)とAIの秋元康氏が、AKB48の楽曲プロデュースで対決する日本テレビ系特番「秋元康×AI秋元康~AKB48新曲プロデュース対決~」が15日、放送され、人気投票の結果、AI秋元康氏が手がけた「思い出スクロール」が勝利した。勝利楽曲のみがAKB48からデジタルリリースされるルールで、番組終了と同時に配信開始された。
番組には秋元氏本人も出演し、親交深いヒロミ(60)やAKB48のOG指原莉乃(32)らと結果を見守った。秋元氏は1960~70年代頃に流行したセシルカットからインスピレーションを受け、現代の若い女性が同世代の女性に憧れる心境をつづった「セシル」をプロデュース。センターに「高橋みなみの後継者で、AKB48とはこうあるべきだというものをわかっている」という現グループ総監督の倉野尾成美(24)を置いたフレンチポップスが軸のレトロな雰囲気漂う楽曲で勝負に臨んだ。
一方のAI秋元氏は本物の秋元氏が制作した楽曲や過去の発言などあらゆるデータを分析し、「令和の時代にしか生まれ得ない新しい形の失恋ソング」として「思い出スクロール」をプロデュース。AIを用いた感情分析ツールでの面接などを行い、19期生の新鋭、伊藤百花(21)をセンターに起用した。
勝負は秋元氏が1万535票、AI秋元康氏が1万4225票。軍配はAI秋元康氏にあがり、秋元氏は「これどういうリアクションすればいいの」と苦笑い。AI秋元康氏から「AIは過去の膨大なデータから最大公約数の正解を導き出すのが得意。もしかしたら本物の僕は今回負けたことで、何か新しいものを見せようとしたのかも」と語りかけられ「やかましいわ!」と突っ込んで笑わせた。
「全力で書いたのに」と悔しがる秋元氏に、ヒロミは「次やって勝とう」と声をかけ、秋元氏は「すごいなぐさめるな…」と口惜しそうなそうな表情を浮かべていた。
対決はそれぞれが作詞、メロディー選定などを行い、選抜メンバーやセンターの人選も異なる「セシル」と「思い出スクロール」の2曲で人気投票を実施した。特設サイトでの投票を終え、番組ではそれぞれの曲に込めた思いを紹介して最後に結果発表を行った。
秋元氏は対決を終え「(AI楽曲も)いい曲だなと。こういうフレーズ書くなあという感じはありますよね」と語り「AIはデータを学習するけど、そこから何を引っ張り出していくかはセンス。AIが何を引っ張ってきたのかの(構造などは)知りたいですよね」と話した。AI秋元氏も「すごく面白い対決になったんですけど、結果として新しい論点が見えた気がした」と冷静に分析した。
番組にはSixTONESジェシー、ヒコロヒー、VTRでAKB48初代センター前田敦子、キンタロー。、タイムマシーン3号も出演。各楽曲は番組ホームページおよびAKB48公式YouTubeで視聴可能。番組はTVerやHuluでも配信中。