NGT48で研究生から正規メンバーに昇格した4期生木本杏菜(18)が、目標を語り自覚を示した。木本杏は10日に開催された「NGT48劇場10周年記念公演」(新潟市・NGT48劇場)で、同期の磯崎菜々(19)、佐藤広花(19)とともに昇格が発表された。
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昇格後に聞いた母親の話が刺さった。「今まで助けていただいていた部分も自分でやって、どれだけ活動の幅を広げられるかが大切だよね」。木本杏は真剣に聞き入り、受け止めた。「研究生の時は正規メンバーのアンダーで、いくつかのポジションを覚えられた。研究生だけの公演も始まった。研究生だったからできていた部分もあったと思う。もっと頑張らないと」。自然と気が引き締まった。
劇場10周年記念公演のステージで磯崎、佐藤広とともに昇格者として発表された。涙がこぼれた。同時に「正規メンバーになることがゴールだと思わずに、ここからがスタートだと思っています」と決意をあらわにした。「同期が全員昇格したわけじゃない。ここで泣くのは違うな、って」。正規メンバーで3期生の姉優菜(22)が、昇格を逃して悔しがる姿を見ていた。切磋琢磨(せっさたくま)してきたが、昇格できなかったほかの4期生を思うと、喜び以上に感じたのは責任だった。
一方、昇格に値する努力をしてきた自負もある。昨年発売の11枚目シングル「希望列車」で初の選抜入り。表題曲を歌う11人に名を連ねた。5月のスプリングコンサートでは「あおり」を任された。「グループの中でそういう立ち位置にならないと」と自覚した。正規メンバーの公演に加わる研究生を選抜する試験のとき、4曲の課題曲すべてを10回以上繰り返し練習した。先輩メンバーのリハーサルをいつも見学し、劇場公演の配信は欠かさずチェックした。
スイッチが入るひと言ももらった。「一緒に公演に出たい」。中心メンバーの大塚七海(25)の言葉。「それまでは全部出し切れていない気がしていた」。やれることをすべてやる。その積み重ねがランクアップにつながった。
「姉と一緒にユニットやロケをやりたい」と正規メンバーとしての楽しみが芽生えてきた。理想もある。「表に出ることよりも、いてくれると助かると思ってもらえるように。信頼されるメンバーになること」。地に足をつけて前に進む。
◆木本杏菜(きもと・あんな)2007年(平19)10月16日生まれ、新潟県出身。23年に4期生としてNGT48に加入。25年発売の11枚目シングル「希望列車」で選抜入り。特技は水泳、アーティスティックスイミング、書道。趣味は音楽鑑賞、1人カラオケ。血液型AB。